たんぱく質を消化するのが酵素ですが、この酵素自身もたんぱく質で出来ています。
例えば胃の中では、ペプシンという消化酵素が分泌され、ペプシンは作用が強烈なので、硬い食品を簡単に溶かす事ができます。
同時に胃酸も分泌されて、胃の内部が強い酸性になりますが、この環境こそがペプシンが作用する上で重要なのです。
胃酸過多などの体質だと、胃酸が過剰に分泌される為に、胸やけなどの症状が起こり易くなります。
しかし、ペプチンが作用するには、胃酸がたくさん分泌されている方が好都合なので、消化機能の点だけからみると、むしろ好ましい環境という事になります。
胃酸過多の逆で、無酸症という体質もあります。
問題はむしろこちらで、ペプシンがうまく働かず、消化機能がおちることから、食欲がなかったり、絶えず胃がもたれたりしてしまいます。
無酸症では、たんぱく質に限らず、脂肪や炭水化物の消化もうまくいかず、いくら食べても太りません。
余談ですが、胃酸過多の人には胃潰瘍が多く、無酸症の人には胃ガンが多いという統計があります。
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