肥満のチェックに有効な検査として、血圧、脈拍数、脈波伝播速度、心電図がありますが、血管を間接的にしか見ていないという欠点があります。
しかし、血管の様子を映像でみる事ができる方法があります。
その一つは、人間ドックなどで行われている眼底検査です。
眼底には、網膜があり、そこに写った映像は、神経信号となって、脳へ送られます。
従って網膜が傷害されれば失明します。
この眼底は、体内の血管の中で、肉眼で確認できる唯一の場所です。
これを特殊なカメラで撮影することによって、動脈硬化の程度が測定できるのです。
肥満がもとで動脈硬化になった人の眼底写真を見ると、動脈が白っぽく硬くなり、交差している静脈は硬くなった動脈に圧迫され、血流が途絶えてしまっているのが分かります。
このような眼底の血管の変化は、全身の血管にも同じ状態が進展している可能性を示唆している為、肥満のチェックには欠かせない検査なのです。
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