コレステロールを大量に摂っても、それだけで肥満になる事はありません。
しかし、高コレステロール血症と肥満が一緒になると、動脈硬化になりやすい事は確かです。
ですから、肥満が解消されるまでの間は、コレステロールの摂取量も減らした方がよいのです。
1日あたりのコレステロール摂取量は、原則として300mg以下です。
コレステロールが多く含まれている食品としては、卵、すじこ、いくら、たらこ等があります。
肉類では、牛肉、豚肉、鶏肉の順にコレステロールが多く、特に問題なのはレバーです。
中でも、圧倒的に多いのは、卵の黄身で、100g中に1.3gも含まれていて、2位以下の食品を2倍以上も引き離しています。
「卵は1日1個まで」とよく聞きますが、標準サイズの卵1個に約250mgのコレステロールが含まれていることから、そんな説が広がったのでしょう。
ところが、卵の売上がおちてしまった鶏卵生産者が、「卵を毎日4個ずつ食べても、血液中のコレステロールが全く変化しなかった」という実験結果を発表しました。
しかし、血液中のコレステロール値が上がるかどうかは、体質によって全く異なるので、このような実験はあまり意味がないのです。
コレステロール値が上がりやすい体質の人は、肥満と健康の為に、食べる量を厳格に制限しなければなりませんし、一方、検査値が正常であれば、食べる量はあまり気にしなくてもよいという事になります。
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