リバウンドとは反対に、無理なダイエットで体重減少が止まらなくなってしまう人がいます。
痩せすぎは、病気に対する抵抗力をおとしてしまう為、肥満以上に危険です。
体重減少が止まらなくなってしまう状態の一つが、神経性無食欲症という病気で、俗に拒食症と呼ばれています。
思春期あるいは比較的若い女性に起こりやすいのですが、まれに男性でもなります。
以前は、精神病の一種ではないかとの説もありましたが、その可能性は低く、むしろ社会的、あるいは心理的な要因が強く関与していると考えられています。
痩せすぎの結果、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、性ホルモンなどの分泌に異常がでるのも特徴の一つです。
拒食症の原因はまだ解明されていないので、WHOは、以下の項目全てを満たすものと定義しています。
・もとの体重あるいは目標体重より15%以上低下したまま回復しない
・自分で始めたダイエットがきっかけとなっている
・「わざと吐く」「わざと下痢をする」「無理な運動をする」「痩せ薬や利尿剤を常用している」
のどれかに該当する
・太る事に対して心理的な恐怖感を抱いている
・性ホルモンに異常をきたすことから、女性では無月経症、男性ではインポテンツを併発している
・成長期に発症した場合、性器や乳房などの発育障害がでる
せっかく肥満が解消されても、拒食症になってしまっては大変なので、無理なダイエットをしないよう、十分な注意が必要です。