中性脂肪と肥満

血液中を流れる脂肪酸は、途中で分解しないように、グリセロールという安定化物質に結合されていて、この状態を中性脂肪と言います。
中性脂肪は血液を流れるうちに、一部が分解酵素の作用をうけ脂肪酸に戻り、様々な細胞に取り込まれエネルギーに変換されます。
使われずに残ってしまった中性脂肪は、皮下あるいは内臓の細胞に取り込まれ、溜まっていくことになります。

中性脂肪には、たんぱく質や炭水化物にはない特徴があります。
例えば体内に蓄積された炭水化物には、水分が含まれていますが、中性脂肪には一切水分が混じっていないので、同じ重さの炭水化物に比べて、中性脂肪はエネルギー源としても密度が3倍も濃いことになります。
そして、脂肪本来のカロリーも高いので、実際には6倍以上の差があるのです。
また、中性脂肪には酵素がほとんど含まれていません。
エネルギーの燃焼とは、物質と酵素が結合して熱を発する反応であることから、酵素を含まない物質は高エネルギーを温存している状態です。
したがって中性脂肪は高カロリーなのです。

つまり、脂肪は長期的に安定で、カロリーが高く、多目的に利用されるため、保存用エネルギー源としては最高です。
しかし、中性脂肪をいつまでも使わずに溜め込んでしまうと、肥満ということになります。

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