脂肪細胞は、レプシンが増えると、逆に減少するという物質も作っているという事が分かりました。
アディポネクチンと言い、ホルモンの一種です。
脂肪細胞だけが、この物質を作っていることから、肥満との関係がとても興味深いところです。
体内には、情報を伝える為の物質が数多く存在しますが、普通は数種類の異なる細胞で作られているのに対し、アディポネクチンは同じ種類の細胞のみで作られている極めて特殊なものです。
最近、このアディポネクチンに血糖値を下げる作用がある事も分かってきました。
という事は、病気を防ぐ方向で働いていることになります。
また、日本人には、アディポネクチンをあまり作らない体質の人が多い事も分かってきました。
そうだとすると、同じように糖分をとっていても、日本人の方が欧米人より病気になりやすいという事になってしまいます。
そして、このアディポネクチンと肥満にどのような関係があるかは、今後の研究にかかっているようです。