あてにならに体脂肪率

体脂肪率は、簡単に測定でき、装置も安価なため、あっという間に世界中に広がりました。
しかし、体脂肪率については、学術的批判が2つあります。

肥満には2つのタイプ、つまり全身に脂肪がつくタイプと、内臓だけにつくタイプがあり、後者の方が病気との関連性が強いとされています。
電気抵抗法による体脂肪の値は、脂肪全体をまとめて測ったものである為、2つのタイプを区別できないという事です。

もう1つの批判は、測定装置の中に組み込まれている予測式が不完全で、誤差が大きいという点です。
特に肥満が高度になればなるほど、間違った値がでやすくなります。
肥満度を測るための装置なのに、肥満者で誤差が大きいのでは、あてにならないと言われても無理はないかもしれません。

この予測値は、脂肪、筋肉、水分の割合によって狂ってしまいます。
人間の体は個人差が大きく、どうしても避けられません。
特に誤差をもたらす原因は、水分量で、激しく汗をかいた後は低値となり、大量の水分をとると高値になりやすいのです。
同一人物であっても、水分摂取量、室温、食事時間などで結果が異なってしまう事になります。

ダイエットの効果を大規模に調べた結果では、体脂肪率はほぼBMIに正比例して変動することが分かりました。
したがって、ダイエットの効果を見る目的なら、BMIだけでよく、体脂肪率を測る必要はないでしょう。

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