現代は、ほとんどの病院に、CTやMRIといった高価な医療機器が設備されています。
どちらも体の横断面を撮影することができる画期的な診断装置です。
CTはX線を使って撮影し、MRIは強い磁気をかけて分子の振動を記録するハイテク機器です。
それぞれ一長一短ありますが、MRIの方が微妙な構造を読み取ることができるという点では優れています。
CTやMRIを使うと、皮下脂肪も、肝臓などに溜まった脂肪も測定する事ができます。
この機械を使って求めた内臓脂肪と、様々な病気や肥満との関連を調べる研究も行われています。
最近、肥満にも2つのタイプがあって、単に皮下に脂肪が溜まるだけの体質と、内臓に溜まり易い体質があり、後者の方が心筋梗塞などの病気になりやすい事が分かりました。
そうだとすると、現在流行っている体脂肪率をはかっても意味がない事になります。
体脂肪率では、2つのタイプが区別できないからです。
CTやMRIは脂肪を測定し、肥満度を測るには最強の手段ですが、1つ欠点があります。
装置が非常に高価であり、病院で検査を受ける場合の料金も高く、単に脂肪を測定し、肥満度を測るだけの目的で使う訳にはいかないという事です。